アルツハイマー型認知症の進行を抑制するお薬アリセプト

アリセプトはアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症の症状進行を抑制する薬として、日本で開発され、その治療効果が高く評価され世界中で使用されている薬です。

アルツハイマーおよびレビー小体型認知症は、神経伝物質のひとつアセチルコリンが脳内で減少しているとされています。

人は神経伝達物質を介して記憶や学習を行っていますから、それが不足することにより認知機能が低下していると考えられるでしょう。

アリセプトは、アセチルコリンを分解してしまう酵素の作用を阻害することで、脳内でのアセチルコリンの減少を防ぐ働きをする薬です。

認知症を完治させることはできませんが、認知症早期に使用することで、その症状を改善したり、進行を遅らせることができます。

副作用として食欲不振、嘔吐、下痢などの消化器症状や、脳内を刺激することにより、イライラや興奮などの精神症状をおこさせることがありますから、医者の指示に従って服用します。

通常の服用方法は、1日1回3mgから開始し、副作用の確認と脳内神経の変化に身体・精神を慣れさせ、1~2週間後に1回5mgに増量します。

アリセプトが開発されて10年以上が経ち、2011年にアルツハイマー型認知症に対する特許が切れたため、ジェネリック医薬品も販売されています。

ジェネリックは有効成分は同じですが、味や飲み心地などは異なりますから、自分に合うほうを選びましょう。