アリセプトはアルツハイマー型やレビー小体型の認知症の進行を抑える薬

アリセプトは、アルツハイマー型認知症の症状の進行を抑える働きをもつ薬として、1999年に認可されました。

その後2014年にはレビー小体型の認知症の症状抑制にも効果があるとして、レビー小体型認知症においても認可されました。

アルツハイマー型認知症では、はじめは記憶障害や判断力の低下が目立つようになります。

レビー小体型認知症では、記憶障害も出てきますが、物がゆがんで見えるようになったり、見えないものが見えたりする幻視の症状がみられるようになります。

そして、これらの中核症状の他に、妄想が出てきたり、気分が落ち込んで何もしなくなったり、イライラして当たり散らしたり、怒りっぽくなるなどの気分的な症状も出てくるようになります。

アリセプトは、こうした認知症の進行とともに現れる様々な周辺症状の進行を抑えるはたらきをしてくれる薬です。

しかし、病気の進行を食い止めることはできないので、少しずつ病状は進行していきます。

薬が効いていないように感じられても、薬により緩和されている部分は大きいので、服用を突然中止したりしないで、医師の指示を仰ぐことが大切です。

また、薬の服用と共に、おだやかな生活が保てるように配慮をしていくことも大切です。