認知症の症状進行を抑える薬アリセプト

アリセプトとは、アルツハイマー型認知症や、レビー小体型認知症の症状進行を抑えるお薬です。

認知症の症状をなくすことはできませんが、抑制することが可能です。

お薬は、OD錠剤(唾液で解けるため水なしで飲める)、ゼリー剤、ドライシロップがあります。

アリセプトは、脳内のアセチルコリンの分解を抑え、アセチルコリンの濃度を高め、神経の伝わりを良くする作用があります。

血漿中濃度半減期が長いため、もし、1日飲み忘れても効果に影響はなく、2日分を一度に飲む必要はありません。

服用から3か月で効果が見られます。

治療をしていない場合、認知症の症状が進む一方であるのに、服用している場合、その進行は緩やかです。

もし、アリセプトの服用を途中で止めてしまうと、6週間で治療をしていない場合と同じ状態になることもあります。

服用は、3mgから始まり、お薬の効果が認められる5mgで認知症の症状を抑制します。

症状の進行に合わせて10mgまで服用することができます。

最初の1~2週間は3mgで体に慣れさせます。

その次に5mgを服用します。

効果が出るまで、3か月なので、認知症の症状に変化がないことも、お薬が効いていることになります。

大事なことは、自分の判断でお薬を中断しないことです。

また、飲み始めのころ、軽い吐き気や軟便、夜に眠れないなど普段といつもと違う症状の時は、主治医の先生の指示に従うことも大事なことになります。